くうねり庵(ほぼ閉鎖状態) -9ページ目

たかが牛めし、されど牛めし

 すとりっぷ(エロじゃないらしい)から「本当に牛丼が食べたかったのだろうか?」というトラックバックをもらい、自分でも似たようなことを考えたので少し笑いました。

 復活した牛めし。食べてみるまでは確かに松屋の「牛めし」を食べたかったんだと思うんです。でも、食べたあとに思ったことは「次からは豚でいいや」でした。出汁がらのようにパサついた牛肉を100円上乗せ(豚めし比)してまで食べなくていい。豚でいいや。うま味で言えば豚のほうが好みだし。

 でも、復活牛めしを食べてあらためて気づいたことがあります。牛丼・牛めしなんて、どこのどんな牛を使っても同じに作れるものだと思ってた。なのに、こんなに味が変わるものだったなんて驚きです。あきらかに昔のほうが美味しかったもの。ファーストフードとはいえ、こだわりをもって作ってたってことなんですね(って、あたりまえか)。

牛めし関連の記事はこちら

ハロウィンにカブラのランタン

 そういえば昨日(日付変わったから一昨日か)はハロウィンだったのですよね。ハロウィンといえばカボチャのランタンが有名です。今年はランタン用の巨大なカボチャを売ってる店がけっこうありました。あんまり大きいので手を出しそびれたんですけど、買ってみればよかったかなあ。わざと和風の煮物にして「不味い」って言ってみたかったかも。アメリカでは缶詰加工用に作ってるらしいですよね。

 ハロウィンというお祭りそのものはヨーロッパ発祥なんですが、カボチャのランタンを飾るようになったのはアメリカで出来た風習だそうです。そもそもカボチャってアメリカ大陸原産のものだから、ヨーロッパにはなかったんです。カボチャのかわりに何を使ってたかというと、スコットランドでは大きなカブラをくりぬいてランタンにしてたみたいです。でもヨーロッパ全域でそうしてたわけじゃなさそう(参考>TOTO出版『野菜物語』)。

 ハロウィンは万聖節(11月1日)の前夜祭です。万聖節はあらゆる聖人たちのお祭りなんだそうです。そして翌日の11月2日は死者の日といって、お墓参りをする日だそうです。

# コネタにトラバ
# ちなみに、オイルサーディンはイワシのオイル漬けだし、
# アンチョビは塩漬けだと思うよ。
# どっちも塩味はついてるけどアンチョビのほうがしょっぱい(たぶん)。


# 運営局にもトラバ。
# スタッフのみなさんお疲れ様です。
# Blockblog からのトラバの文字化けも
# なんとかしてくださると嬉しいですぅぅ。
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なぜか卵が安いのよ

 卵といえば、東京では先週末に卵が不気味なまでに安かったんです。近所のスーパーで 1 パック85円だったかと思えば、駅前のイトーヨーカドーでも同じ値段だったし。そのくせ古いとかじゃないんです。殻が厚くていつもの感覚で割ろうとしたらヒビが入らないくらい。黄身もぷっくり盛り上がっていかにも新鮮そうです。なんでこんな良さそうな卵が大安売りなんでしょう。被災地のスーパーに卸す予定だったものが流れてきてるんじゃないかと思うんですけど、真相はよくわかりません。

オムカレー

 二日目のカレーです。金欠モードで食卓に華がないなどと書きましたが、華がないなら咲かせりゃいいのであります。卵があったので薄焼き卵を作ってオムカレーにしました。でも卵の下はチキンライスじゃなくて白いご飯。エセというかナンチャッテというか、上っ面だけのオムカレーです。黄色いものを見ると明るい気持ちになりますね。

# というわけで自作カレーライスにトラバ

大根といえば聖天さんだし、聖天さんといえば最中なわけで

聖天さん

 がっぷり四つじゃなきゃなんなんだよって言われると18禁になるので聞いてはいけません。大根といえば聖天さんの好物だなあと思って。なんで日本ではこれがアレの神様なんでしょうねえ。インドじゃ頭脳派で通ってるはずなんですけど、そっちのほうの伝説もあるんですかねえ。お父ちゃんのシヴァ神だったらそんな話もありげな気がしますが。

 そういえば、インドじゃガネーシャ(聖天さん)はモーダカという砂糖菓子を好むと言われておりまして、これが日本に伝わって最中(もなか)になったと聞きました。最中というのは十五夜の月のことなんですよねえ。そういえばガネーシャは月の満ち欠けに関係した神様なんですよねえ。酔っぱらって転んで牙を折ったのを、お空の月が見て大笑いしたので、怒ったガネーシャが牙を投げつけて月が欠けちゃった。それからは月が満ちかけするようになったとか。月といえば女体と関係してるのは説明するまでもないし、やっぱりガネーシャの伝説は裏っかわにアレが隠れているんでしょうか。だからアレってなにとか聞かないでくださいってば。とりあえずインドのモーダカというお菓子はどんなふうに作るんでしょう。激しく気になります。

ネタがないなあ

 金欠モードに入っているので食卓に華がありません。華なんかいつもありませんが、いつもよりずっとないってことです。今夜は夕べのカレーを食べる予定です。二日目だからといって特に工夫はしないと思います。卵焼きくらいなら作ってもいいかな。

 ネタがないので昔話でもしようかと思うんですけどね。この時期だと「あとかくしの雪」なんて身に染みますよねえ。

 ある貧乏なお婆さんの家に、旅の僧侶がやってきます。いかにもみすぼらしいなりをした乞食坊主です。旅をしながら、家々でお経を読んで、そのかわりに食べ物を恵んでもらうのです。
 お婆さんは自分が食べるものにも困るような暮らしをしていましたから、最初はお坊さんを追い返そうと思いました。けれど、今にも倒れそうな足取りのお坊さんを見て、放っておけなくなり、せめていろりの火にあたっていくようにすすめました。
 僧侶はもう何日も食べ物を口にしていませんでした。このあたりの村ではよそ者に冷たく、旅の僧侶に食べ物を恵んでくれる人がいなかたのです。空腹で歩き疲れて、すっかり弱りきって、家に招きいれられると急に力尽きて倒れてしまいました。
 いろりにはお湯の入った鍋がかかっていました。お婆さんは今夜、このお湯を飲んで寝るつもりでした。しかし、このお坊さんには何か食べさせてやらなければ死んでしまうかもしれません。
 お婆さんは暗くなるのを待って、地主様の畑から大根を一本抜きました。誰にも見られないように、大根をかかえて家に帰りましたが、畑から家までの道に、お婆さんの足跡がくっきり残っていました。
 お婆さんは盗んだ大根で汁を作り、お坊さんに食べさせました。明日になれば、地主様が大根泥棒に気づくでしょう。そうしたら代官所に送られて、ひどい拷問にあうかもしれません。けれど、青い顔に血の気がもどり、元気になってゆくお坊さんを見ていると、自分が明日どうなるかなんてことは、ちっぽけなことだと思いました。
 翌朝、目が覚めるとお坊さんの姿はもうありませんでした。
「こんなに早く行ってしまうなんて…」
 お婆さんが外へ出てみると、道も畑も雪がつもって真っ白になっていました。ゆうべのうちに雪がふって、お婆さんの足跡はすっかり雪にかくされていました。
 旅の僧侶は弘法大師だったということです。お婆さんの優しい心に感じて、法力で雪をふらせてくださったのでした。それからというもの、お婆さんの家にはよいことばかりつづいて、次第に暮らし向きが豊かになったということです。


 …って、ホントに昔話かい。
 いかんな、金欠のときにこんな話をすると余計に辛気くさくなる(笑) 

メモ:水元5丁目のキャラント

菓子工房キャラント
 葛飾ケーブルを見てたら、みょうに美味しそうなケーキ屋さんが写ってました。住所見たらうちからそんなに遠くないみたい。上のリンクはYahoo!グルメのですが、載ってる写真がダメです。テレビに映ってたカボチャのモンブランを食べてみたいなあ。金欠中なのでとりあえずメモだけ。

森永の光仙

カボチャプリンです。クリーミーでとてもおいしかった。
でも、姉妹品の白玉蘭(杏仁豆腐)のほうが美味しい!
白玉蘭は、杏仁豆腐というより杏仁のプリンみたいな感じなんです。
カボチャプリンを食べて、改めてそれがわかりました。

白玉蘭の記事はこちら

今夜はカレー

 冷蔵庫の中にあったものでカレーライスです。具は里芋、椎茸、鶏肉、ルーは「こくまろ」です。なんとなく貧相なので生卵のっけてみました。でも、こくまろみたいなまろやか系のカレーに生卵はよろしくありません。まろやかになりすぎてカレーの味がしませんでした。目玉焼きにすればよかったなあ。

# 自作カレーライスにトラバ。

シイタケと鶏肉の花椒炒め

 今日の夕飯はこんな感じ。椎茸と鶏肉の花椒炒めです。
 フライパンに油を熱して、花椒を少々炒めます。そこへ鶏肉と椎茸を投入して炒めて、砂糖(みりんでも可)と醤油でじゅーっと味付けしてコショウをふってできあがり。砂糖の時は少量のお水を足したほうが味がなじむと思います。
 うちは給料日が10日なので金欠ぎみですが、お財布に余裕があるときは、緑色の野菜(ピーマン、サヤインゲン、ニンニクの芽…などなど)を加えると彩りがよくなると思います。さらにカシューナッツとか加えるとかなり豪勢な感じに。

 一緒に写ってるコロッケはお総菜屋さんで買ったものです。1個25円でした。安売りじゃなくていつもこの値段です。